学校長挨拶
横浜市立東高等学校のWebページを御覧いただきありがとうございます。
校長の藤本 貴也(ふじもと たかや)でございます。
本校は、昭和38(1963)年の創立以来、17,000人を超える卒業生を輩出し、令和5年に60周年を迎える学校です。学校教育目標として、「自ら学び、熱心に学習する生徒(知)」、「豊かな心と健やかな体を育み、他人を思いやる生徒(徳・体)」、「社会の一員として自ら役割を果たすとともに、国際社会の発展に貢献できる生徒(公・開)」の育成を掲げ、教育活動を実践しています。3年間の学校生活では、多くの生徒が部活動に加入し、学習や行事に励み、自身の進路を実現しています。
また東高校は、平成29年度に横浜市教育委員会から「ESD推進校」に指定され、平成30年度にユネスコから「ユネスコスクール」に認定されました。その理念のもと、持続可能な社会の創り手を育む教育(ESD)の推進にあたり、学習、行事、部活動やボランティア活動など、様々な場面でSDGsを意識した取組を行っています。
特に総合的な探究の時間(イーストタイム)では、 世の中にある課題を自分事として捉え、それに向き合う課題探究学習に全員が取り組みます。この活動では、生徒が主体的に考え、自ら一歩を踏み出す「挑戦する力」と自分の考えを発信する「言葉の力」を鍛えるとともに、持続可能な社会の実現に向けた取組を知り、考察することなどと併せて、自身の進路や社会とのつながり、職業観などについて考えていきます。
このように東高校では、これからの社会を支える生徒皆さんに、未来を生き抜くために必要な力、言い換えれば、これからの世界で必要な判断力や行動力を身に付けるために、教職員一同が全力でサポートします。
地域の皆様や大学、企業、NPO等の皆様には、さまざまな面で教育活動に御支援・御協力をお願いすることがあるかと存じます。未来を担う生徒のために、東高校の教育活動に御理解をいただければ幸いでございます。
受検生の皆さん、入学後に皆さんが東高校に誇りを持ち、卒業後も「東高校を卒業してよかった」と思える学校にすること、また皆さんがそれぞれの道で輝くための準備を支援することが私たち教職員の使命です。自分の限りない可能性を信じ、そして充実した学校生活を希望する皆さんを東高校は待っています。
令和4年4月
横浜市立東高等学校
校 長 藤本 貴也