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2020年度



ESD委員 グローカルシチズンシップキャンプ HUG ピンクシャツデイ 古着でワクチン

ESD委員



【活動目的】
・全校生徒たちのSDGsに関する理解を深め、進んでSDGsに取り組めるように呼びかける。
・ユネスコスクールとしての自覚を深め、ユネスコの行事や啓蒙活動など、具体的な実践に取り組む
・緑化活動を通して、地球温暖化防止に対する実践と同時に、緑化による精神的豊かさを育くむ。

【活動内容】
上記の3つ活動目的を基に、大きく3つの活動に分けて活動しています。

A.広報活動
①ユネスコ・ESD活動についての学び、周知・参加。
②定期的にユネスコ・ESD新聞を発行。
③ボランティアのお知らせ作成・報告書の掲示。④B,C班の活動報告

【ESD新聞】
ESD新聞 ESD新聞

B.ボランティア活動
①回収活動・・・コンタクト使用済みケース回収/HOYA(株)アイケアカンパニー協賛。
②募金活動・・・1.首里城募金。2.チョコレート募金:2月イラク医療支援&東北復興支援
③文化祭後の廃油を利用した石鹸づくり(今年は新型コロナウイルス感染症の影響で文化祭が行われず、実施不可)

【コンタクト使用済みケース回収】
ESD委員 コンタクトレンズ ESD委員 コンタクトレンズ

コンタクトレンズのアイシティさんのサイトより引用

C.学校美化(美化委員会と連携)活動
①構内に花を育て、
②校内にグリーンを増やして、生徒たち和やかに集える場をつくる。
③バガスプロジェクト(サステイナブル研究部との協同)
(今年は新型コロナウイルス感染症の影響で文化祭が行われず、実施不可)

🌱緑化活動🌱

【草むしり】
🌺Before🌺
ESD委員 緑化活動 草むしりBefore ESD委員 緑化活動 草むしりBefore

🌺After🌺
ESD委員 緑化活動 草むしりAfter ESD委員 緑化活動 草むしりAfter


【球根植え】
ESD委員 緑化活動 球根植え ESD委員 緑化活動 球根植え ESD委員 緑化活動 球根植え

【大根収穫】
収穫した大根はフードバンクに寄付しました‼
ESD委員 緑化活動 大根収穫 ESD委員 緑化活動 大根収穫

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グローカルシチズンシップキャンプ


【実施日】2020/11/25 – 11/26
【目的】今プログラムでは、SDGsを含めた地球規模の課題について世界各国から来日している留学生とともに学び、
生徒自身の自己探究と他者承認(多様な価値観を認め合う等)に基づく行動変容を促す。
また、ユネスコの教育目標であるGCED(Global Citizenship Education;地球市民教育)の実践、
SDGs・それぞれの国の課題などについて英語で議論を通して、グローバルマインドを育成する。
複雑に絡み合う世界の現状を多面的に捉えることで、複眼的な視野を養う。

*東高校における「総合的な探究の時間」のベースとなる探究の見方・考え方を養い、
自分自身の生き方を考えながら、よりよく課題を発見し解決していくための資質・能力を育成していくことも本プログラムの目的としています。

GC intoroduction GC キャリアトーク


11月25日(水)・26日(木)の2日間、1学年を対象に“Glocal Citizenship Camp(GCC)”が実施されました。
東高校がユネスコスクールとなったことで、昨年度から行われた“Global Citizenship Camp”が発展してきたものです。
今年も40人の外国人留学生が朝早くから本校までやって来てくれ、基本英語でコミュニケーションを図りながら、
自分の将来について考えていこう、というプログラムでした。
今回のプログラムを通して、今度は君たちが世界に目を向け、何かしらの活動につながってくれれば……と思います。


GC プレゼンテーション準備 GC プレゼンテーション

プログラムスケジュール
GC timetable

留学生の出身国・地域
Thailand/ France / Benin / Iran / Pakistan / Cameroon / Kazakhstan / Syria / Indonesia / Italy / China
Brazil / Taiwan / Vietnam / Belgium / India / Peru / Brunei / Uzbekistan / Spain / Malawi / Turkey…

扱った各国の諸問題テーマ一覧
交通渋滞/差別/水問題/大気汚染/少子高齢化/教育/デモ/経済格差/内戦/児童労働/ごみ問題/
ジェンダー不平等/異文化理解/失業率/貧富格差/国民と政府の権力格差/環境問題/教育問題…

~~生徒の感想~~

【Q1】2日間でSDGsや世界的な課題についての見方で変わったところは何ですか?

・国ごとで分けられているから他人事になっていたけど、いざ同じ場所にいると自分たちと何も変わらない“一人の人”で、同じ考えを持っていたり、新しい考えを持っていたりしていて決して自分から遠ざけてはいけないなと強く感じた

・みんな同じような課題を抱えていること 一つの国にある問題は一つの国だけでなく、周りにある国にも関係してくるのだなと思った。SDGsは2030年までに達成となっていて、プログラム前は後10年あるし、頑張れば行けるんじゃない?と思っていたが、様々な問題があり、まだまだすべて解決するのには時間がかかるので、自分でできることをしなければいけないと思った。

【Q2】2日間を通し、他にどのような変化が自分の中でありましたか?

・とにかく「伝えたいという強い気持ち」が本当に大切だと思った  今まで「間違え」を恐れていただけど、今は間違えてもいいからとりあえず言葉にしてみたいと思うようになった

・日常でも英語に関連付けて物事をみるようになったし、できなくても挑戦しようとすることができたと思う。社会問題についても目を向けるようになったし、気にしようと思えた機会でした。

【Q3】来年度後輩がGC Campを楽しむコツは何ですか?

・正しい文法じゃなくていいから、まず単語をつなげてみてコミューションをとることの楽しさを知る
・Don't be afraid. And don't be forget to enjoy talking.貴重なチャンスを逃さないで!
・全力で聞いて、話して、自分の英語がどこまで通じるかを試す

【Q4】全体を通しての感想は?

・GCバディーや他の外国人の方々とコミュニケーションをとることはもちろん、他のクラスの人ともかかわりを持てたのでいろいろな人と話せて面白かったです

・初めは“やりたくない”がすごくありましたが、この二日間を通してみるととても楽しかったです。  GCbuddyと話せること、聞けることはとても貴重な時間で、自分が留学でもしない限り外国の人とそんなに多く話すことがないので、この2日間だけでも国際的な交流が出来て良かったです。

~~留学生の感想~~



・生徒の能力は2日間で劇的に変わったと感じました。最初はとてもシャイでほとんど英語を話せませんでした。でも2日目からは、もうシャイではなく日本の高校で今までに見たプレゼンの中で一番いいプレゼンをしてくれました。素晴らしかったです。(ベナン)
・生徒たちが、言論の自由などという複雑な社会問題を理解していたことに、とても感動しました。とてもやる気をもってこの問題についてプレゼンしていました。みんなとてもクリエイティブで、プレゼンの一部で寸劇をやることを思いついて行っていました。2日目にはさらに英語に対する自信をつけていました。このような自信を高め続けてほしいと思います。(トルコ)

【Q1】生徒から聞いた言葉で印象に残っているものを共有してください。

・「人の役に立ちたい」「人を喜ばせて驚かせたい」「人々にとってもっと便利なものを作りたい」と言っていたこと。これらはプログラム終盤に聞かれました。生徒たちは本気でそう思っていたと思います。純粋で優しい思いを聞いてうれしかったです。(モロッコ)
・言葉よりも、彼らの行動に感動しました。私の国について調べ、一生懸命社会課題を理解しようとし、解決策も提案するという、大人や専門家とってもとても難しいことに挑戦していました(ルーマニア)

【Q2】プログラムに関する感想を自由に書いてください。

・素晴らしい経験でした。これは、日本人の生徒にとってだけでなく留学生にとってもたくさんのことを経験し文化を学べる場だと思います。(パキスタン)
・生徒たちの努力は、彼らがこれからどれだけ成長していけるかという可能性を示していて、そんな彼らを誇らしく思います。お互いの文化を共有し、他の国がどんな背景や課題を抱えているのかを学ぶ素晴らしい体験だったと思います。(ブルネイ)

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HUG


 HUGとは、Higashi discussion meeting on UNESCO School for Glocal citizenshipの略で、探究発表&討論会です

1学年

 
3月23日(火)1学年は9人の講師の先生をお招きし、生徒自身が興味関心のあるSessionに参加しました。

【Session内容】
❶「貧困問題と向き合う~ハンガーバンケットの取り組み」
❷「オンラインでできることは何か~震災復興や現代社会が抱える諸問題の解決に向けて~」
❸「デモとネットと民主主義~台湾、中国、香港、タイなどの政治と国際関係を事例に」
❹「「平和学から考えるレイシズム」(人種主義)」
❺「ぶらっとヒマラヤ~ジャーナリストが8000m登山で考えたたこと」
❻「多文化共生のために~川崎のコリアンの方々との取り組み」
❼「紛争解決の理論と方法~コミュニケーションと創造力で問題を解決する力を育てる」
❽「フィリピンのバナナ農園で起きていること~今起きているできごととは」
❾「横浜の里山と環境再生の取り組み~地域ごとに個性ある持続可能なコミュニティをつくる」

貧困問題と向き合う~ハンガーバンケットの取り組み フィリピンのバナナ農園で起きていること

2学年

 
2学年は1月に各クラスで行われた夏季課題研究発表会で選ばれた代表者が分科会講師となり、代表者自身の課題研究内容を発表し、 そのテーマに沿って分科会に参加している生徒同士でワークショップを行いました。

【代表者の発表テーマ一覧】

代表者のテーマ一覧



【代表者生徒の事後アンケート】


Q1.今回のプレゼンテーションで工夫したこと、頑張ったことを教えてください。

・放射線技師はあまり知られていない職業だから、わかりやすく伝えられるように現在、放射線技師として働いている方に実際に質問をした。
具体的にどんな仕事があるのか、やりがいはなにか、などいろんなことを聞くことができた。
・見た人が飽きない内容になるようにした。(事実を述べるだけじゃなく、自分の考え、考察を入れた。)
高校生としての考えや、高校生として出来そうなことを発表した。話し合いをしているところに混ざってちょっとだけ意見交換をしたりした。

Q2. 反省点はありますか?
・テーマだけではなく、周辺知識も付けておけばより深い発表ができたと思う
・聴いてる人も参加しやすくするために、問いとかを作ってもよかった

Q3. 来年度のHUGのために、引き継いでおきたいことは?
・敏感な話題だとしても自分が本当に伝えたいことを恐れずに伝える。必ず沢山勉強してから伝える。
・付箋の質問で答えられそうなのがいくつかあったから質問をしてくれる時間があっても良かったかも。。
もう少し、みんなと意見交換できる時間が欲しかった。

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ピンクシャツデー


ピンクシャツデーとは 皆さんはピンクシャツデーというアクションを知っていますか? カナダ発祥のいじめ撲滅運動こと 。 ある日、 ピンクのシャツを着て登校した男子生徒がいじめられて いることを知った 高校生が、「学校中でピンクシャツを着よう。」と呼びかけ、次の日学校はピンクに染まり、いじめはなくした。 この行動が世界に広まり、今では、いじめ反対の象徴として、毎年二月の最終水曜日に、世界中で開催されています。

pinkshirtday△TOP△

古着deワクチン


「古着deワクチン」の活動は、日本リユースシステム株式会社が行なっている事業です。この会社は、リユース・リサイクル事業を主な活動とし、 幅広いジャンルの中古品、再生資源原料を国内向け、途上国を中心に海外向けにも販売しています。
また、2019年には「環境人づくり企業大賞2019」環境大臣賞(最優秀賞)を受賞するなど、政府からも活動を評価されています。 サステイナブル研究部という部活動主体で、自分たちでも貢献できるのではないかと考え、東高校で古着の回収を企画しました。
古着deワクチンの最大の特徴は「自分の大切にしてきたものが次の誰かの役に立つ」ということ。 この活動では、自分の着られなくなった服などを開発途上国に送れます。さらに、そこで再利用されるだけでなく現地での雇用創出にも繋がります。
またこの活動を通して途上国の子供たちにポリオワクチンが届けられ、1口につき5人の子供を救うことができます。

古着でワクチン

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