R4.3月24日(木)

 みなさんこんにちは。さくらのつぼみが少しずつふくらんできました。ピンク色に染まってきています。

 さて、おとといですが、3年2組が、合でお世話になった地域の松尾さんに、「ありがとうの会」を行いました。松尾さんに竹の切り方や穴のあけ方など、たくさん教えてもらいながら苦労して作った楽器は、子どもたちにとって何物にも代えがたい宝物となりました。竹の楽器で演奏することが大好きになりました。竹でこんな素敵なことができた!と竹の魅力にはまった子どもたちです。そんな子どもたちは、学年の最後に、お世話になった松尾さんをお呼びして、竹の楽器の演奏を聞いてもらうことを計画しました。お礼の言葉やお手紙などのプレゼントも用意し、ノリノリで演奏する様子を松尾さんに見ていただきました。

 子どもたちの演奏を聞いて、松尾さんは「最初はどうなることかと思ったよ。竹はそんなに簡単に扱えるものじゃないからね。でも、みんなはあきらめなかったね。すごく頑張ったね。そして、こんなに素晴らしい楽器を作り、それをみんなで演奏して楽しめるようにした。これは本当にすごいことだよ。あきらめずに、くじけずに、みんなで力を合わせてやり抜いたからだよ。これからも、いろんな楽しいことをみつけていってください。そして、いろんなことにチャレンジしていってくださいね。」松尾さんの言葉に「うん、うん」とうなずきながら聞き入る子どもたちでした。

 子どもたちにもらった手紙(アルバムになっていました)を読みながら、松尾さんは、「こういう体験は学校でしかできないよね。みんなで一緒に取り組むこと、1人じゃできない体験ができること。大事だねー。ずっと大事にしていきたいね。」とおっしゃっていました。本当にその通りだと思います。そして、こうした地域の方々の温かい支えがあるからこそ、子どもたちは生き生きと、わくわくしながら、自分たちの願いを実現する体験を行うことができるのだと思います。豊かな体験は人を育てます。人とのかかわりは人を育てます。松尾さんと子どもたちのかかわりから、また、他の学年やクラスでも同じように、たくさんの地域の皆様に関わっていただきながら、子どもたちは豊かな体験を行うことができました。子どもに関わってくださる方々は台小の宝です。改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。