今朝、朝運動が終わって、567組の花壇の水やりをしていたら、女の子から、『かぼちゃの黄色のお花が咲いた!』という声が聞こえました。

 

植物の多くは、雌花と雄花が受粉することで実ができます。(他家受粉)

いくつか咲いたかぼちゃのお花から、子どもたちと、雌花と雄花を探しました。

すると、雌花と雄花を見つけることができました。

 

雌花と雄花のそれぞれの特徴は、子房があるか、ないかで分かります。

あるものとないものを見つけることができました。

 

このまま、雄花と雌花が順調に咲けば、かぼちゃは虫や風の力を借りて自然受粉します。

自然受粉が難しい場合、人工授粉させる方法もあります。

かぼちゃの人工授粉の手順は、雄花を切り取り、雄しべを雌しべにこすりつけます。

しばらく様子を見て、うまく受粉するかを、子どもたちとよく観察してみたいと思います。

 

ちなみに、トマトは自家受粉植物です。 1つの花の中に雌しべと雄しべを持ち、風や昆虫がもたらす振動で、受粉します。

 

今朝のかぼちゃの黄色のお花から、子どもたちとステキな生物の神秘についての話ができました。

 

雌花

雄花