小学生にとって、1年間の積み重ねはとても大きいです。去年から5・6年が一緒にソーラン節を演じるようになりましたが、よりよい演技にするためには、初めて踊る5年の学年練習が欠かせません。先日は、体育館にやる気全開の5年生の踊りが展開されました。

 「しっかり腰を落としきって、そうそうその調子。」「やっこさんは、1・2・3・4でこんな感じで。」「やってみよう、いいね。」みんな、息を弾ませながら一生懸命に動きます。しばらく練習した後、水のみ休憩になりましたが、一口飲んでからすぐに自分の動きを確かめる子、友だちに見てもらっている子など寸暇を惜しんで練習しようという意欲満々でした。

 それを見ていた担当職員は、休憩後の練習を5分間のグループ練習にしました。「自分の苦手なところをやってもよし、友だちに教えてもらってもよし、見せ合ってもよし、自分たちで決めてやってください。」

 ただ何回も踊ることを繰り返すのではなく、自分たちの気づきを生かし、主体的に練習する時間をとることで、子どもたちの意欲を高めることができます。この日は、グループ練習の後、それぞれ確認した動きを一つ一つつなげることができました。